生活が困難に

耳と手

アルツハイマーは、早い人で40歳くらいから発症するといわれている記憶障害です。そもそもアルツハイマー病の原因は、脳を形成する神経細胞にアミロイドタンパクという物質がたまることで起きます。この物質が溜まることで、神経細胞が正常な働きができなくなってしまうのです。 アルツハイマーになると、同じことを何回も尋ねたり、物を置き忘れたりするなどの記憶の障害に陥ります。あるいは、今まで当たり前のように行っていた趣味などにまったく興味がなくなります。その他にも、ニュースなどの複雑な話の理解が難しくなります。また、仕事などで新しいことが覚えられなくなったり、言葉や日常生活での行動に異常が見られるようになります。

アルツハイマー病は自分では治すことが困難なので、病院で診てもらう必要があります。しかし、残念なことに、現在ではアルツハイマー病の根本的な治療方法はないといわれています。ですから、病院での治療方法は、アルツハイマーの症状の進行を遅らせる薬剤を処方されることになります。 主な薬剤は、アリセプトというものです。この薬剤は1年から3年くらい記憶力の低下を遅らせる効果があります。その他にも、タクリンという薬剤は一時的に記憶力を高める働きがあります。また、塩酸ドネペジルは記憶の障害が進行するのを抑えてくれます。現在では症状を遅らせることしかできませんが、現在、新たな治療法の開発が行われています。なので、画期的な治療薬の登場が期待されています。